ActiveReports 11.0J Server管理者ガイド
マルチテナントに対するUserContext属性の設定(ページレポート/RDLレポート)
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このチュートリアルでは、カスタムセキュリティプロバイダを構成し、レポートにUserContext属性を使用することによって、レポートにログインユーザー固有のデータを提供する方法を説明します。

カスタムセキュリティプロバイダを構成すると、外部のデータベースに保存されているユーザー情報を使用してActiveReports Serverにログインできるようになるほか、ユーザーごとにUserContext属性を設定することができます。UserContext属性を使用すると、ログインしているユーザーに応じて、表示するデータ、データベースの接続文字列、SQLのクエリなどを動的に制御することができます。この機能は、複数の顧客に対してサービスを提供する、マルチテナント型のSaasとしてActiveReports Serverを活用する場合に有用です。

注意:

  • このチュートリアルでは、カスタムセキュリティプロバイダに含まれる「ActiveTunes.SQLite」ファイルに、SQLite ODBC Driverを使用して接続します。SQLite ODBC Driverは、以下のリンクより入手可能です。

SQLite ODBC Driver(sqliteodbc.exeをダウンロード)

  • このチュートリアルでは、ページレポートを使用していますが、RDLレポートを使用した場合も同様の手順でレポートの作成が可能です。

UserContext属性をパラメータとして静的クエリに設定する

ActiveTunesデータベースを使用してマルチテナント用レポートを作成する

テーブルの書式を設定する(オプション)

レポートをActiveReports Serverにアップロードする

カスタムセキュリティプロバイダを設定する

ActiveReports Server上のレポートにパーミッションを設定する

ActiveReports Server上のレポートをプレビューする

UserContext属性をパラメータとして動的クエリに設定する

ユーザーをAdministratorロールに追加する

カスタムセキュリティプロバイダを設定する

ActiveTunesデータベースを使用してマルチテナント用レポートを作成する

テーブルの書式を設定する(オプション)

レポートをActiveReports Serverにアップロードする

ActiveReports Server上のレポートをプレビューする

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